| さて、引っ越し準備を本格的に始める前にとにかく本という本を処分していたのですが（でもまだいっぱいある）「イヤもうこれいいでしょう」と処分用段ボールに突っ込んでしまったのが、「黄金勇者ゴルドラン ひみつ大図鑑」および「黄金勇者ゴルドラン パワーアップ大図鑑」（講談社テレビマガジン グレート百科）です。こんなお部屋を作ってしまったので、慌てて引っ張り出してきました。ちなみにキネ旬から出ている「アニメ・データブック1996」というのも段ボール行きだったのですが、こっちも引っ張り出してしまいましたよ…（笑）これゴルドランの45話までのあらすじ（と視聴率）が載っていまして、どう考えてもそのためだけに当時買ったんだと思われます。 キネ旬の本はふつうにあらすじが載っているわけですが（時々ツッコミどころはあるけど）、ひみつ大図鑑とパワーアップ大図鑑は本来の視聴者層に向けての紹介文が楽しかったので、一部紹介しちゃいます。さて、人物紹介はいかがなものでしょうか。一部漢字じゃないのかこれ、というのがありますが、そこはそれ本来の視聴者層に向けての本ですから。そのまま記載しております。 タクヤ：好奇心おうせいな、お調子ものの現代っ子。けっこう、がめつい。 カズキ：ゆうしゅうな頭脳と、ゆたかな知識をもち、三人組のちえぶくろ。 ダイ：力持ちで、いざというときたよりになる。ふだんはゆめみる少年。 だそうです。なるほど。結構その通りですね！ そして、主人公たち三人の人物紹介のあとは勇者ロボットの紹介が続きます。多分これが本命だと思われます…で、「ひみつ大図鑑」の時点では空影もファイヤーシルバーも復活していなかった模様。なのでこの二人はまだいません（レオンもいません、当然ですが） そして敵側の紹介です。（あからさまにこのページの本命ここから） 「てきはワルザック共和帝国」 だそーです。 そして。 「★ワルザック共和帝国の王子ワルター＝ワルザックは、レジェンドラのひみつをかぎつけ、パワーストーンの力をしる。そこでパワーストーンをあつめ、世界征服の野望をとげようとする。」 …そういえばこの人の目的は世界征服だったのでした。もう忘れかけていましたが（失礼な） そして、ワルター王子その人の説明はこうあります。 「ワルター＝ワルザック：ワルザック共和帝国の王子で２０さい。しゅだんをえらばぬ、ワル。」 なんだそうです。 そうか手段を選ばないのか！確かに選ばないよなあ…普通氷山の国を溶かそうとしてそのまま南の海まで引っ張ってこないよね…漫画声に出して朗読して、その内容まんま作戦に適用してみたりもしないよね…手段を選ばないワルっていうと聞こえがいいけど（え？）常識知らずなだけなんじゃあ（沈黙） で。 しゅだんをえらばぬワルなワルター王子は途中改心するわけですが、1995年12月13日一刷の「パワーアップ大図鑑」では、ワルターは次のように説明されています。 ワルター＝ワルザック：はじめは、したたかなてきだった。 ……どういう意味でしょうか。 第1話初登場直後はしたたかなてきに見えたが、その後マヌケっぷりが次々と露見してマヌケなてきになった、という意味では多分ないですよね？はじめはしたたかなてきだったんだけど、その後改心して主人公たちの味方になった、と言っているんですよね？ ちなみにこの紹介文はワルザック共和帝国の繰り出す敵メカ紹介のページに載っているのですけど。（載ってるのはウルティマまで。でもメカ紹介はキャプテンシャークも載ってます） そうそう、この本2冊にはゴルドランの勇者メカデータが全部載っています。
で、以下が合体後の数値。
なんですが、9人目の勇者キャプテンシャークの場合。
…普通に反則です。 つーかなんだその文字通りの桁違いは！確かに、8人の勇者が全て悪の主を持ってしまっても大丈夫だよなこの数値なら…＃３６「強いぞ！鮫船長」で、シリアスがキャプテンシャークの仮データを入力したが、想定をはるかに上回るパワーで全然かなわなかった、ということがありましたが、そりゃ、こんなデータ想定しないだろうなあ…キャプテンシャークに勝てるのって、グレートゴルドランだけだもんなあこれじゃあ…こんだけ強かったらあの性格であの態度かも。と、ちょっと思いました。 他にもゴルドランを解説したデータものなんかあったのですが、もっと前に処分してしまいました（苦笑） |